看護部
看護部の理念
「私たちは病院の理念を基に、患者さまに寄り添った安心と思いやりのある、看護・介護を提供します。」
当院では一人ひとりの患者さまの個別性を大事にし、優しい心で看護が実践できるよう患者さんに真摯に向き合っています。外来および一般急性期、地域包括ケア病棟、療養病棟において入院から退院、在宅まで見据えてその患者さんに何が必要か考え、看護・介護を提供しています。
また、患者さまの中には突然の入院やご自分の症状に不安を抱えている方が多くいらっしゃいます。そういった患者さまの気持ちに寄り添い、医師や薬剤師、リハビリスタッフ、MSW(医療ソーシャルワーカー)、栄養士、看護助手等と連携しながら、少しでもそういった不安を解消することも私たちの大事な仕事だと考えています。困ったこと、不安なこと、分からないこと、心配なこと、何でも私たちに相談をしてください。
外来・手術室
診療や検査、治療が円滑に行えるようサポートしています。当院は2次救急対応病院として地域のみなさまに安心していただけるよう救急車の受入を積極的に行っています。救急では様々な患者さまが受診されますが、救急で来られる患者さまは特に不安な気持ちを抱えていると思いますので、頻繁に声かけをするなど安心感を与えられるように気を付けています。
当院の手術はすべての麻酔を院長が行い、副院長や大学病院のベテラン医師が執刀しています。主には整形外科領域の手術が多く、骨折、人工骨頭置換術、人工股関節置換術などの手術や、脳神経外科、消化器の手術にも対応しており、幅広く患者さまを受入れできるよう体制を整えています。
一般病棟
当院の一般病棟は57床で、そのうち30床が地域包括ケア病床となっています。入院される患者さまは様々で、救急車で来院してそのまま緊急入院される方、近隣の急性期病院からの転院される方がいらっしゃいます。地域包括ケア病床もあることで患者さまの退院支援も時間をかけてしっかり対応できますし、患者さまに優しく寄り添う看護・介護を提供することを目標に日々努力しています。
療養病棟
急性期治療を終えても自宅に退院するには、患者さま自身、またはご家族が不安に思われることは多く、療養病棟はそういった患者さまを対象にご利用いただく病棟です。気管切開・胃瘻・高カロリー輸液などの医療頻度の高い患者さまに対して医療・看護・介護・機能訓練を提供しています。安心して在宅復帰ができるように、患者さまが持つ疾患に対する治療はもちろん、患者さまの在宅復帰を支援するためのリハビリテーションを提供しているのも当院の特徴の一つです。看護師・介護士一同、思いやりのあるきめ細かいサービスを提供し、患者さまが快適に生活できることを目標にしています。
医療福祉相談室
病気やケガをすると、健康な時には考えなかったような心配事や不安が色々と出てきます。
医療福祉相談室では、専門の相談員が心配事や困り事についてお話しを伺い、解決方法を一緒に考え、安心して療養生活が送れるようお手伝いをさせていただきます。
例えば
- 医療費のお支払いについて
- 退院後の生活に関すること
- 社会福祉制度について知りたい(介護保険・身体障害者手帳など)
- 家族や仕事に関すること
- その他お悩み事について
必要に応じて、他の医療機関、福祉事務所、地域のケアマネジャー、関係事業所等と情報共有を行い、連携を図りながら支援を行っていきます。
些細なことでも構いませんのでお気軽にご相談ください。